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	<title>株式会社セルクル代表取締役　鈴木和幸のページ</title>
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	<description>株式会社鈴木和幸のページ</description>
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		<title>真砂子って誰？　円谷英二の秘密</title>
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		<pubDate>Sat, 25 Apr 2026 12:01:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[円谷英二関連]]></category>

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		<description><![CDATA[「真砂子」って誰？ 円谷英二の秘密 &#160; 　現在、須賀川の偉人、円谷英二を朝ドラに、という動きがある中、円谷英二に関する話題を提供したい。 &#160; 　円谷英二は、その生涯の中で、実家との手紙のやりとりを数多 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">「真砂子」って誰？</span></p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">円谷英二の秘密</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　現在、須賀川の偉人、円谷英二を朝ドラに、という動きがある中、円谷英二に関する話題を提供したい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　円谷英二は、その生涯の中で、実家との手紙のやりとりを数多くしている。それらの中には若い頃、人生の悩みを打ち明けるもの、兄と慕う五歳上の叔父、一郎に叱咤激励されるもの、新しい映画会社に移り、意気込みを語るもの、戦後、公職追放指定となる心配があった時期に不安な心境を吐露するものなどどれも大変興味深いが、その中に、「真砂子」という名前が登場するものがいくつかある。戦前の手紙にも、戦後にもである。真砂子とは、いったい誰だろうか？今回はこの謎を探求していきたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">手紙に登場する「真砂子」</span></p>
<p><span style="font-size: large;">　</span>いくつかの手紙の中から、昭和９年と思われる（封筒が紛失している）手紙を紹介したい。</p>
<p>　この中には、時代劇映画ばかり粗製濫造させる古い映画会社を去り、JOスタジオに入社した時期の手紙である。英二は当時研究していたスクリーン・プロセスについて詳しく説明し、その意気込みを語っているが、ようやく理解者（大沢義夫）が現れたことの喜びを語っている。実家の人たちに実に生き生きとした映画技術の発展に向けた自身の努力について買ったっているものである。</p>
<p>　そして、「さんざん真砂子に急ぎ立てられているのですが」、「真砂子ともときどきは家庭争議を引き起こすほど」など、手紙に「真砂子」という女性が何度か登場する。</p>
<p>　また、戦後まもなくの手紙にも、長男、一（はじめや）次男、皐（のぼる）を帰省先の須賀川から連れて帰る汽車の中でも、「真砂子」は登場している（混んでいる列車の中で、ようやく席が空いて座って換えることができた喜びも書かれていた）。</p>
<p>　子供達と一緒に出てきたりするのであり、どの手紙の文面の印象からも「真砂子」という人は英二の奥さんではないかと思われるのだが、英二夫人は「マサノ」であり、「真砂子」ではない。</p>
<p>　これについて、英二の三男、粲（あきら）氏に聞いたことがある。お母様の本名は真砂子ではないかと聞いたのだが、「そのような名前は知らない」とのことだった。そこで、いろいろな手紙に「真砂子」という名前で出てくることを説明したが、「それは初めて聞く話だ」ということだった。</p>
<p>もっとも、父親が実家に宛てた手紙のことを息子に説明するようなことは普通ないし、後で父親の昔の手紙を息子が見るようなことも一般にはないから、これは不自然な話ではない。しかし、そうなると真砂子とは誰なのだろうか？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">英一　→　英二</span></p>
<p>　ただ、いろいろ考えてみると、円谷英二自体が実は本名ではない。本当は長男だから「円谷英一」である。これについては、以前は、東北なまりの強い英二が都会で自己紹介するときに「ツブラヤエーイジです」といったために英二になったとか、映画人は「二」を好むから英二になったとか俗説があったが、現在では、兵役が終わって一度は須賀川に戻り、実家の手伝いをすることになった際、占いに詳しい親族がいて、姓名判断をして「英二」になったというのが最も信憑性があり、現実に親族からその話も聞いている。実家にはわずか五歳年上の叔父の一郎がおり、今後やっていく上で、一郎と英一がいたのでは長男が二人いるようだから、英二にすればいいとなり、画数を調べてみても格段に良くなることから「英二」と名乗るようになったと考えられ、それはほぼ間違いないだろう。</p>
<p>このように、英二自体が本名でないので、奥様も手紙の上だけではあるが、縁起を担いで「改名」した可能性が高い。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">やっぱり真砂子は奥さん？</span></p>
<p>　もし、真砂子という奥様とは別の女性がいたとしても、実家に宛てた手紙の中に何度も書くなどということは考えにくい。やはり真砂子は奥様ではないかと思う。ちなみに円谷マサノを円谷真砂子にすると、確かに画数はずっと良くなる。これはウェブ上にある姓名判断のサイトなどでもわかる。</p>
<p>　案外、円谷英二という人は、縁起にこだわる人だったのではないかと思う。いろいろ浮き沈みの激しい人生を送った人だったので、そういうことにこだわるようになったのではないかと思う。マサノ夫人は円谷家の実家との関係も非情に良好だったので、実家から「手紙を書くときはこのように名乗ると良い」と勧められたのかも知れない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">以前からの疑問</span></p>
<p>　私が９０年代に最初に伝記を書いたときも、英二が出た実家、大束屋の円谷誠さんにお手紙をお借りしたが、そこにも真砂子と書かれたものがあり、これは誰なのだろうと思った。ただ、文面から判断すると、当時もやはり奥様であることがうかがえた。</p>
<p>手紙の中だけのことではあったので、親族すら知らないという希有な問題だったが、円谷英二のそういう一面もうかがえて、興味深いともいえる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>つげ義春本　六選</title>
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		<pubDate>Wed, 01 Apr 2026 07:58:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[つげ義春本　六選  　つげ義春は基本的に漫画家だが、文章も面白く、その書籍もなかなかのものである。漫画、文章、挿し絵、そして写真と表現の幅が広い人だ。私もつげ作品にはまったのは、漫画というよりは「つげ義春旅日記」という旺 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">つげ義春本　六選</span></p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/22160e199cb753846dab6c6797dbe57b.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1156" alt="ねじ式" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/22160e199cb753846dab6c6797dbe57b-300x278.jpg" width="300" height="278" /></a></p>
<p> 　つげ義春は基本的に漫画家だが、文章も面白く、その書籍もなかなかのものである。漫画、文章、挿し絵、そして写真と表現の幅が広い人だ。私もつげ作品にはまったのは、漫画というよりは「つげ義春旅日記」という旺文社から出た文庫だった。そういったつげ義春本から、これは、という六つの書籍を紹介したい。</p>
<p><span style="font-size: large;"> <span style="color: #0000ff;">つげ義春と僕</span></span></p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/cccbf98b03923b5c5bb7b2e92dc62b9c.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1150" alt="tugeyoshiharuと僕" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/cccbf98b03923b5c5bb7b2e92dc62b9c-235x300.jpg" width="235" height="300" /></a></p>
<p><span style="letter-spacing: 0px;">興味を持った「つげ義春旅日記」という文庫の内容は、出典がほとんどこの本である。いろいろな旅日記とそれに伴う挿し絵と写真が大変魅力的である。非情にノスタルジックな温泉旅行であり、懐かしさを感じさせる。自分も知る温泉につげ義春が行き感想を述べるのはなんとも面白い。また、その頃の雰囲気も十分に感じさせる。温泉は現在よりも私たちの生活に密着しており、娯楽やレジャーというよりは、生活に欠かせないもの出会ったようにも思える。</span></p>
<p>　そして、注目すべきは夢日記である。夢に見たことを書いたものだが、幻想的な世界が大変素晴らしく、私もまねて書いたこともある。夢に見たものをこんなにあからさまに表現した文章は見たことがない。ファンタジックで、メランコリックな世界が延々と広がっていく。つげ義春の魅力がいっぱい詰まった書籍である。最後に二編、漫画が登場する。</p>
<p>　漫画だけではない、つげ義春の本当の魅力がわかる書籍。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">つげ義春日記（講談社　１９８３年１２月１５日初版）</span></p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/44c0431c0bd56aa81637d400811a2259.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1153" alt="つげ義春日記" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/44c0431c0bd56aa81637d400811a2259-252x300.jpg" width="252" height="300" /></a></p>
<p>　昭和５０年１１月１日から昭和５５年９月２８日にいたる約五年間の、つげ義春の「通常の」日記。旅行記とかではなく、全くの日常である。</p>
<p>　妻の病気を心配したり、子供が泣くのを気にしたりと、普通の人の印象もあるが、一番興味深いのは本人の鬱病治療である。医者に聞いた対処方法や治療の様子を実に丁寧に描写している。まるで、自分が医者から指示を受けているようだ。そんな調子の悪い時期にもかかわらず、丁寧に日記を付けるとはさすがにつげ義春である。</p>
<p>　つげ義春ほどの人となると、何気ない普段に日記でさえ、非情に興味深い、味わい深い文章となることがわかる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">貧困旅行記（晶文社　１９９１年９月３０日初版）</span></p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/3c44cbdca0ced4a7304240692c241825.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1154" alt="つげ義春貧困旅行記" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/3c44cbdca0ced4a7304240692c241825-235x300.jpg" width="235" height="300" /></a></p>
<p>　つげ義春に旅行記は多いが、これは書き下ろしが多く、まだ読んでいない旅行記がたくさん載せられている。発表時期が漫画を描かなくなった時期だけに、これはつげの新作のようで嬉しい。</p>
<p>　しかしそこはつげらしく、ただの旅行記にはなっていないのがいい。とんでもない描写もあって驚かされるが、それこそがこの作家の魅力だろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">つげ義春幻想紀行（立風書房　１９９８年２月２０日初版）</span></p>
<p>　権藤晋著</p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/ece54163eab2578fd5cb50fb35f14f3d.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1151" alt="tugeyoshiharu幻想紀行" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/ece54163eab2578fd5cb50fb35f14f3d-255x300.jpg" width="255" height="300" /></a></p>
<p>　長くつげとの関わりのあった筆者が、つげ作品に登場する温泉を次々と訪ねていく旅行記。岩瀬湯本温泉、二岐温泉ももちろん入っている。最後につげとの３１ページにわたる対談掲載が付いている。</p>
<p>  </p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">COMICばくとつげ義春（福武書店　１９８９年８月５日初版）</span></p>
<p>　　夜久弘著</p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/2f88231eca382acb1dcce33c2134f748.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1149" alt="COMICばくとつげ義春" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/2f88231eca382acb1dcce33c2134f748-204x300.jpg" width="204" height="300" /></a></p>
<p>　１９８０年代、つげ義春をメインにした漫画雑誌が登場した。それがCOMICばくである。その雑誌の編者によるまあ苦労話みたいな書籍だが、なかなか興味深い。</p>
<p>　COMICばくは季刊誌で、年に４回、３ヶ月に一回しか発行されないが、寡作のつげにはそれすらつらい。なんとかおだてて描かせようとする筆者の奮闘がなかなか泣かせる。この時期には別離（上下巻）、ある無名作家、そして、全５話からなる無能の人が発表されているのだから、筆者が大変意義のある仕事をしたのだと思うが、つげさんがなかなかいうことを聞かなかったり、販売数がどんどん減っていったりして気苦労もかなりだったようだ。なんだか読んでいて、こっちまで苦労しているような気がする。結構読み応えのある本である。なんといってもつげ義春がエースの本なのだから、表紙を描いて欲しいと頼むが、「私の絵は表紙向きではない」と拒否されたりするのはかわいそう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">つげ義春の温泉（カタログハウス　２００３年２月１０日初版）</span></p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/804c9ac81971022e3dd5b1c5a13d1ab2.jpg" rel="lightbox[1148]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1152" alt="つげ義春の温泉" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/804c9ac81971022e3dd5b1c5a13d1ab2-229x300.jpg" width="229" height="300" /></a></p>
<p>　この書籍が出版された時期、なぜか通販雑誌のカタログハウスにつげ作品が掲載されていた。通販とつげ義春というのは奇妙な組み合わせだが、妻が取り寄せている雑誌につげ義春作品が載っているのに驚いた方も多いのだろう。そういうわけでカタログハウスから出版された書籍である。巻末に登場温泉の連絡先リストがあり、現在でも名作に登場した温泉に入れるようになっている。秘湯も商品なわけね。その辺は通販雑誌らしいところだ。内容はほとんど過去の作品ばかりだが、そこだけは感心した。カタログハウスに作品を載せて、読者から「ぜひ出てきた温泉に行ってみたい」という声が多かったのだろうか？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>追悼・つげ義春</title>
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		<pubDate>Tue, 31 Mar 2026 08:41:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[ブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[追悼つげ義春   &#160; 　3月27日、孤高の漫画家、つげ義春が3月3日に亡くなったと発表された。私にとって大変影響を受けた人なので、それについて述べていきたい。   つげ義春との出会い 　中学校の頃、図書館で日本 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">追悼つげ義春</span></p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/DSCN5461.jpg" rel="lightbox[1143]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1144" alt="DSCN5461" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/DSCN5461-300x96.jpg" width="300" height="96" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　3月27日、孤高の漫画家、つげ義春が3月3日に亡くなったと発表された。私にとって大変影響を受けた人なので、それについて述べていきたい。</p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/20260328tsuge.jpg" rel="lightbox[1143]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1146" alt="20260328tsuge" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/20260328tsuge-148x300.jpg" width="148" height="300" /></a></p>
<p><span style="color: #0000ff; font-size: large;">つげ義春との出会い</span></p>
<p>　中学校の頃、図書館で日本漫画全集のような本を見つけ、読んでいた、その中に、手塚治虫、水木しげる、白土三平などよく知られた漫画家に混じって「つげ義春」という知らない人物の名を見つけた。見てみると、タッチがほとんど水木しげるだった（たまたまその本で紹介されている作品に水木タッチのものが多かった）。しかし作品はおどろおどろしく、ちょっと卑猥でもあった。強烈なインパクトを残したが、なにしろ私の中学時代はプログレッシブ・ロックとか他のことに感心が大きかったので、しばらくは関心が他のものにあった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">学生時代にはまる</span></p>
<p>　大学時代、いい加減都会の猥雑さに飽きてウンザリしていたことの私は、田舎ののんびりした雰囲気にあこがれていた時期があった。そんなときに1983年6月に旺文社文庫より発行された「つげ義春旅日記」という本を書店で買った。これには漫画は二編しかなく、つげ義春の文章が満載され、特に温泉紀行が多く掲載されていた。漫画家らしく、温泉のイラストも多数載っており、これに魅了された。つげ義春はシュールレアリズム作家という私の先入観を大きく覆し、山奥の温泉への案内人のようにも思えた。</p>
<p>　この本に掲載された旅日記の中に、私が親に連れられて何度も訪れた岩瀬湯本温泉に関する記載がある。</p>
<p>　岩瀬湯本温泉－来てよかった。いままでで最高の所だ。コケむしたわらぶき屋根が隣家にくっつきそうに何軒もひしめき合い、まるで家と家とが額を寄せ合い、ボソボソと陰鬱な話をしているようだ。</p>
<p>　表現はともかくとして、私にもっともなじみのある岩瀬湯本温泉を最高評価していることで、私は表現者としてのつげ義春にはまっていく。帰省のたび、岩瀬湯本や二岐温泉、会津の温泉に行った。この後家業を継ぐ私は父のすすめでその時期隆盛だった八戸の会社に就職するのだが、青森に行ったのは、いろいろな秘湯に行けるのでは、という仕事以外の部分に関心があったからに他ならない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">温泉を訪ねる旅</span></p>
<p>　青森時代には、行ってわずか一週間後に恐山に行った。恐山はつげ義春作品にも出てくるし、つげと関連の深い水木しげる作品には定番のようなものだ。この地には一年間いたが、計三度ほど訪れている。それは、大学時代から親しくしていただいた朝日新聞の○○記者がむつ支局に赴任していたこともあった。恐山のある下北半島には薬研温泉、下風呂温泉、湯野川温泉があり、いずれも行っている。</p>
<p>　青森時代には、有名な温泉ばかりでなく、誰も知らぬような温泉や、ときには、岩手、秋田まで足を伸ばして各地の温泉を訪ねたが、宿泊まですることはほとんどなく、ひたすら入りにいったというものだった。それでも、秘湯の醍醐味は感じられた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">地元でも温泉行脚</span></p>
<p>　やがて福島県に帰ってきても、温泉旅は続いた。日本交通公社出版事業局で出版した全国温泉案内なる本を見て、片っ端から温泉旅を続けた。その中には以前親に連れられて行った岳温泉、甲子温泉などもあったが、次第に温泉の宝庫、会津地方に足が向いた、とりわけ、南会津方面には秘湯が多く、毎週日曜は温泉を目指して出かけた。柳津温泉、西山温泉（つげ氏の写真や絵で有名）、宮下温泉、早戸温泉（行ったらつげ氏のイラストそのままの光景だった）、玉梨温泉（つげ氏が漫画「会津のつり宿」の題材にした）、大塩温泉、小豆温泉、湯ノ花温泉、木賊温泉（「会津のつり宿」の最後に登場）、檜枝岐温泉など、本当によく行ったものだ。</p>
<p>ときには、奥会津を越えて新潟にまで足を伸ばしたこともあった。このときには山でクマに遭遇し、その後登山をしていた東京経済大学の学生を「危ないから車に乗って」と宿まで連れて行ったこともある。この学生は一眼レフを車に忘れ、東京経済大学に「○月○日に檜枝岐付近で私の車にカメラを忘れた人がいる」と伝え、本人の元にカメラが返ったなどという、それなりのドラマも生まれたこともあった。この青年には丁重にお礼をされた。</p>
<p>　１９８０年代は自社が会津に進出することになった。私は工場の二階に住居を建て、より近くなった温泉に行くようになった。</p>
<p>　この時代には営業職をしていたのだが、厳しい営業職で体も心も疲弊しても、不思議と温泉、とりわけ加熱せず自然に沸いているような温泉に入ると、精神的にも安定し、活力が生まれるように思えた。温泉には不思議な力があるものだと感じた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">つげ義春からの手紙</span></p>
<p>　この頃、私はつげ氏に手紙を書いた。内容は「近所の景色」という漫画で、登場人物が発する吹き出しの言葉が、発行された時期によって違うことがある、これはなぜか、という質問と、あなたの漫画にはブライアン・イーノの音楽が合うという個人的な意見だったが、なんとつげ氏からすぐにハガキで返事が来て、質問については「そういう世界ですので」と自虐的な回答があり、あとは近著を若干宣伝しているような印象の内容だった。何より、「あのつげ義春から手紙をもらった」というのが感激であり、大喜びしたが、後になってつげ氏は意外と筆まめで、ファンレターにはかなり返事を書いていることがわかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">コミックばくの時代</span></p>
<p>　一方、１９８０年代後半にはつげ義春をメインとした漫画誌が創刊された。それが、「コミックばく」である。つげ義春の作品をメインとして、後はやはりシュールな作品がわきを固めていた。しかしそこは寡作なつげ氏のこと、年に４回の季刊誌だった。それでも、つげ氏の新作を見られるのは嬉しかった。</p>
<p>　この時代には「ある無名作家」、「別離（上下）」、「無能の人（全五話）」などの傑作が発表された。私は「ある無名作家」のラストの場面、「無能の人」の五話、最後のあたりなど、なにか、気がついたら自分が作品の中に入っていたような、包み込むような感覚を感じた。これこそが、つげ漫画の真骨頂であるように思える。</p>
<p>　しかしながら、「別離」を最後としてつげは作品を発表しなくなった。コミックばくはまさにつげ義春に最後の表現の場を与えたのである。</p>
<p>　晩年はこの作品が再発されることが何度もあり、また、インタビューなどが書籍化されたが、新作は発表されなかった。思えばコミックばくに書かれた作品はみな過去を振り返るような内容であり、「ねじ式」、「ゲンセンカン主人」のような超現実的作品とか、「会津のつり宿」、「庶民御宿」のようなユニークな作品はなかった。創作意欲は既になくなり、それまで歩んだ道を振り返るのが最後の力だったのだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　作品を発表しなくなって４０年近く過ぎても、その死は悲しく、いたましい。それは、旧作品の映画化などが何度かあったこともあるが、各作品がいつまでも力を持ってその後の時代にも輝き続けたからに違いない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　私が大きく影響を受けた人物に、円谷英二、アントニオ猪木、ウィルヘルム・フルトヴェングラー、ブライアン・イーノ、そしてつげ義春がいる。最初の三人はまさに「動」、残りの二人は「静」である。派手な活動を見せる人たちには魅せられるが、一方、静かに、主役たり得ない存在である「静」も、実は大きな力を持っているものと思える。</p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/22160e199cb753846dab6c6797dbe57b.jpg" rel="lightbox[1143]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1156" alt="ねじ式" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/22160e199cb753846dab6c6797dbe57b-300x278.jpg" width="300" height="278" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>須賀川「第二の特撮人」 影山 重雄 ― 忘れられた特撮黎明期の技術者 ―</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Nov 2025 10:41:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[円谷英二関連]]></category>

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		<description><![CDATA[須賀川「第二の特撮人」 影山 重雄 ― 忘れられた特撮黎明期の技術者 ― 特撮の神様・円谷英二が須賀川市の出身であることは広く知られている。しかし、須賀川にはもう一人、戦前・戦後の日本映画で特撮技術を支えた人物が存在して [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<h1 data-start="51" data-end="66">須賀川「第二の特撮人」</h1>
<h2 data-start="67" data-end="94">影山 重雄 ― 忘れられた特撮黎明期の技術者 ―</h2>
<p data-start="96" data-end="183">特撮の神様・円谷英二が須賀川市の出身であることは広く知られている。しかし、須賀川にはもう一人、戦前・戦後の日本映画で特撮技術を支えた人物が存在していた。それが影山重雄である。</p>
<h3 data-start="185" data-end="201">■ 出自と映画界入り</h3>
<p data-start="202" data-end="374">影山重雄は須賀川市で「影山作画社」に生まれた。影山作画社は、当時の映画館が常設していた上映作品の看板やポスター類を描く、映画興行には欠かせない仕事を担っていた。当時の映画館は映画館ごとに看板を手書きで描く作業が行われていた。<br data-start="286" data-end="289" /> 影山は親戚にあたる円谷英二を頼り、戦前に円谷が勤務していた東宝へ入社した。このことにより、須賀川には“二つのルート”から映画・特撮界へ進んだ人物が存在していたことになる。</p>
<h3 data-start="376" data-end="395">■ 特殊技術者としての活動</h3>
<p data-start="396" data-end="508">戦後、影山は映画のクレジットへ「特殊技術」「特殊撮影」名義で参加するようになった。<br data-start="437" data-end="440" /> 1949年の大ヒット作、原節子主演の『青い山脈』では特殊技術として名前が残っており、この作品には後にピープロの社長となる鷺巣富雄もノンクレジットで協力していた。</p>
<p data-start="510" data-end="708">のちに影山は大映で多くの作品を手がけ、『丹下左膳』『続 丹下左膳』『大仏開眼』などに特殊撮影名義でクレジットされている。中でも特筆すべきは昭和28年（1953年）公開の『怪談佐賀屋敷』である。<br data-start="606" data-end="609" /> 佐賀藩の化け猫騒動を題材にした同作では、戦前にアイドル的な人気を誇った入り江たか子が化け猫を演じ、大ヒットを記録した。影山はこの作品でふんだんに特撮技術を駆使し、戦後特撮の初期成功例の一つを築いた。今日までこの題材を扱った作品は多いが、間違いなくこの作品がナンバーワンであるといえる。</p>
<p data-start="710" data-end="804">注目すべきは、この1953年という年が、円谷英二が東宝で『ゴジラ』（1954年）を発表する直前であるという点である。すなわち影山は、円谷に先んじて戦後特撮で大きな成功を収めた人物であった。</p>
<h3 data-start="806" data-end="830">■ 地域に残る記憶と、鷺巣富雄との縁</h3>
<p data-start="831" data-end="925">2023年には、須賀川市の団体「須賀川知る古会」が『怪談佐賀屋敷』の上映会を開催している。戦後初期の特撮としての価値に加え、須賀川ゆかりの技術者の作品という意味でも再評価の動きがみられる。</p>
<p data-start="927" data-end="1060">影山は東宝時代、後に『マグマ大使』『スペクトルマン』『怪傑ライオン丸』などを生み出すピープロの社長・鷺巣富雄が入社してきた際、親切に面倒を見たという。鷺巣はその恩を深く感謝しており、のちに著書『夢は大空を駆け巡る　恩師・円谷英二伝』にも影山との思い出が記されている。</p>
<p data-start="1062" data-end="1175">1990年代、筆者（鈴木和幸）が鷺巣を須賀川の円谷英二生家・大束屋へ案内した際、古い写真の中に影山の顔を見つけた鷺巣は、「あ、この人だ！」と喜んだ。戦中・戦後の混乱の中で忘れていた人名が、写真によって一気に蘇った瞬間であった。</p>
<h3 data-start="1177" data-end="1200">■ 忘れられた技術者を再び須賀川へ</h3>
<p data-start="1201" data-end="1333">影山重雄は、現在ではほとんど語られることのない人物となっている。しかし、須賀川出身であること、戦前から戦後にかけて映画特撮の黎明期を支えたこと、そして円谷英二と深いつながりを持っていたことを考えれば、須賀川市において「第二の特撮人」として顕彰されるべき存在である。</p>
<p data-start="1335" data-end="1433">影山重雄を紹介することは、須賀川の映像文化史をより豊かにするだけでなく、特撮史の空白を埋める意義を有している。本HPが、忘れられた技術者の姿を再び地域と映画史の中に取り戻す一助となれば幸いである。</p>
<p data-start="1335" data-end="1433"><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/578d4c13455e321a2844405ddb86fc0f.jpg" rel="lightbox[1138]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1139" alt="夢は大空を駆け巡る" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/578d4c13455e321a2844405ddb86fc0f-300x300.jpg" width="300" height="300" /></a></p>
<p data-start="1335" data-end="1433">影山氏についての記載がある書「夢は大空を駆け巡る」（鷺巣富雄著）</p>
]]></content:encoded>
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		<title>建築基準法問題顛末記１０　汗抜きクリーニングの不思議</title>
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		<pubDate>Sun, 09 Nov 2025 08:18:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[建築基準法問題]]></category>

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		<description><![CDATA[汗抜きクリーニングの不思議   業界に定着した汗抜きクリーニング 　たいていのクリーニング店では「汗抜きクリーニング」をメニューに入れている。汗抜きクリーニングとは、石油系溶剤の中に専用の洗剤（主に水分）を入れ、ドライク [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">汗抜きクリーニングの不思議</span></p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/dd51cd3e49ad41c1afa7720f3d8ee159.png" rel="lightbox[1130]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1131" alt="ChatGPT Image 2025年11月9日 17_00_12" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/dd51cd3e49ad41c1afa7720f3d8ee159-200x300.png" width="200" height="300" /></a></p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">業界に定着した汗抜きクリーニング</span></p>
<p>　たいていのクリーニング店では「汗抜きクリーニング」をメニューに入れている。汗抜きクリーニングとは、石油系溶剤の中に専用の洗剤（主に水分）を入れ、ドライクリーニングでは取れない衣料品に付いた汗の成分を落とすことである。これは、石油系溶剤を利用したドライクリーニングの洗剤しか販売されておらず、ソルカンドライなどフッ素系溶剤には専用洗剤は存在しない。実際に実験した人がいるが、衣料品に水滴の後がついて、かえってシミになるという。</p>
<p>　「汗抜き」とはいっても、水洗いと比較すると効果はかなり落ちる。それでも一定の効果はあるようだ。2002年、「100円クリーニング」を謳った業者が客に「100円では汚れが落ちない」とことごとく200円の汗抜きコースを勧めていたが、この業者は内部告発され、当時あった週刊誌、ヨミウリウィークリーに告発された。業者はヨミウリウィークリーを告訴し、裁判はなんと最高裁まで行ったものの、おおむねヨミウリの勝ちだったが、汗抜きクリーニングに関しては実験の末「<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">一定の効果あり</span>」と認められた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">ソルカンドライ工場で汗抜き？</span></p>
<p>　2009年にクリーニング業界で建築基準法問題が発生し、住宅地や商業地で石油系溶剤が使用できなくなると、大手業者達は石油系溶剤の使用をやめ、ソルカンドライと呼ばれるフッ素系溶剤に換えた。溶剤だけ交換すればいいわけではなく、機械もそれ専用のものにした。零細な業者などは開き直って違法操業を続けているところが多いが、大手はスーパーなど取引先があるので違法操業はやりにくかった。</p>
<p>　ところが、摘発されてソルカンドライにした会社の工場でも、従来から客に勧めている汗抜きクリーニングを行っているところがある。その会社の工場にいくつか電話をして汗抜きクリーニングをやってもらえるかと聞くと、事務員らしき人たちは「はい、できますよ」と答える。これは不思議だ。</p>
<p>　どこを探しても、<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">「ソルカンドライの汗抜き洗剤」など存在しない</span>。そんなおかしなことがあるわけではない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">汗抜きの謎解き</span></p>
<p>　私はこれを、この会社は小さな石油系ドライ洗濯機をこっそり使用して、汗抜きクリーニングを行っているのだと考えた。それしか方法がないからである。合法な工場に持って行って洗うことも考えられるが、そんな手間はかけたくないのだろう。</p>
<p>　そんなことをしていたら、知り合いの同業者から「<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">石油系溶剤を運ぶローリー社がソルカンの工場に入っていき、溶剤を入れている場面を見た</span>」との報告が入った。やっぱりそうか！私は新聞記者に報告して、取材してもらえることになった。</p>
<p>　しかし、そうではなかった。石油系溶剤は撥水加工などの加工剤を割るために少量使用するものだとのことだった。確かに撥水加工などは石油系溶剤で割って使用するものである。</p>
<p>それでは石油系溶剤で洗っていることにはならず、そのくらいなら問題ないだろう。国土交通省にも聞いたが、やはり「その程度では動けない」とのことだった。</p>
<p>　では、本当はどうなのか？しばらく過ぎて、今度は地元紙の新聞記者がこの謎に挑んだ。すると、とんでもない話が返ってきた。</p>
<p>　汗抜きクリーニングで預かった品は、「<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">ソルカンドライ用の洗剤を倍に使用して洗っている</span>」とのことだった。</p>
<p>　<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">洗剤を倍？そこには</span><span style="font-size: medium; color: #0000ff;">科学的根拠も何もない</span>。ただの雰囲気でやっているのか。この業者は加工の効果など何も考えず、効果があろうとなかろうと、安売りの価格を補う目的で効果のない加工を勧めているのだ。</p>
<p>　ソルカンドライ用の洗剤を販売している会社にも聞いてみた（洗剤の量を倍にすると汗抜きの効果が出るのかということ）が、洗剤の使用方法は各社の判断に任せると曖昧な回答が返ってきただけだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">クリーニング業界に性善説は通用しない</span></p>
<p>　その数年後、この会社の労働組合が立ち上がり、受付店員として勤務するその組合員に話を聞いたことがある。この方は建築基準法問題の起こった2009年にも同社に在籍しており、その際には会社の会議で、「ドライクリーニングの方法が変わるから、<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">今後、汗抜きクリーニングは行わない</span>」と聞いたという。しかし、その後も汗抜きクリーニングは残り、会社は加工を取れ、取れと指導したという。</p>
<p>　最初、私は汗抜きクリーニングは石油系溶剤でしか行えないので、こっそり石油系ドライクリーニング機があるのだと推測した。それは甘かった。彼らはそんなことはどうでもいいのだ。<span style="font-size: medium; color: #0000ff;">効果があろうとなかろうと、売上になればいいのだ</span>。クリーニング業者のやることを<span style="font-size: large; color: #0000ff;">性善説</span>で考えてはいけない。常に悪い方で考えないといけない。</p>
<p>　<a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/3a918bebbd8e62a9bc7b9fbba61a3d61.png" rel="lightbox[1130]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1132" alt="ChatGPT Image 2025年11月9日 17_15_03" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/3a918bebbd8e62a9bc7b9fbba61a3d61-300x300.png" width="300" height="300" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>建築基準法問題顛末記⑨  改善したら組合辞めさせられた？</title>
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		<pubDate>Sun, 09 Nov 2025 03:20:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[建築基準法問題]]></category>

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		<description><![CDATA[建築基準法問題顛末記⑨  改善したら組合辞めさせられた？  　2015年頃、業界展示会の中で興味深いセミナーが行われた。「建築基準法問題セミナー」である。講演者はクリーニング業者であるという。 　いったいどんなことを話す [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">建築基準法問題顛末記⑨</span></p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/0b14e42b44c1b9064d3f370b03d91f11.png" rel="lightbox[1121]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1122" alt="ChatGPT Image 2025年11月9日 12_19_14" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/0b14e42b44c1b9064d3f370b03d91f11-300x200.png" width="300" height="200" /></a></p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;"> 改善したら組合辞めさせられた？</span></p>
<p> 　2015年頃、業界展示会の中で興味深いセミナーが行われた。「建築基準法問題セミナー」である。講演者はクリーニング業者であるという。</p>
<p>　いったいどんなことを話すのだろうか？違反業者寄りの話でもするのかなと思ってこの講演を聴きに行った。</p>
<p>　講演者は鹿児島の方だったが、ここでビックリするような話を聞いた。</p>
<p>　2010年、全国のクリーニング所を国土交通省が調査し、法律違反が全体の５０．５％だった。この方も違反していた。そこでこの人は自分の店を適法化すべく動き、9ヶ月かけて行政の許可をもらい、無事適法にした。</p>
<p>　すると、鹿児島県クリーニング生活衛生同業組合から呼び出されたという。この人もこの組合に入っていたが、臨時の会議ではオブザーバー扱いだったという。</p>
<p>　会議では、この人が適法化したことを追及され、責められたという。「自分たちもやらなきゃならなくなる。迷惑だ」などといわれ、合法化したことに難癖を付けられたあげく、組合を辞めることになった。</p>
<p>　あきれてものがいえない話だ。日本は法治国家であることを根底から覆すものである。生活衛生同業組合は法律で決められた団体である、厚生労働省が唯一認可するクリーニング団体である。それが、「オレたちはみんな違反してるんだ。お前だけ合法化したらオレたちの立場がなくなるじゃないか」といっているようなものだ。こんな違法操業をしている業者どもを、国は税金を使って支援しているわけだ。</p>
<p>　それにしても、こういう内容の講演会をよく開催したものだ。この展示会は主催が民間で、だからこそ実現した講演会だった。全ク連主催だったらやらなかっただろう。</p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/62a601724cc20d38a1e3c1dd33c59ead.jpg" rel="lightbox[1121]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1128" alt="20180722読売B" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/62a601724cc20d38a1e3c1dd33c59ead-239x300.jpg" width="239" height="300" /></a><img class="alignnone size-medium wp-image-1127" style="letter-spacing: 0px;" alt="20180722読売A" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/32b8ae0b4d753d94820ffb148ada36ca-279x300.jpg" width="279" height="300" /></p>
<p><span style="font-size: small;">(鹿児島の業者がインタビューを受けた際の新聞記事）</span></p>
<p>　その全ク連主催の「建築基準法セミナー」が2024年にあった。こちらも展示会の中で行われたものだった。講師は全ク連の専務理事（当時）。内容は、「静岡県で川勝知事（当時）がクリーニング所の調査を始めた。他の地域でも始まるかも知れない。どうしようか」というものだった。こちらは違法操業している業者達のためのセミナーだった。会場には違法操業を続けているとおぼしき業者達がそろっていた。講演は違法操業している業者がたくさんいることを前提としたものだった。厚生労働省認可の団体がこの有り様である。この専務理事はこの直後、団体の金を不正使用したことで解任された。そういう人物だったわけだ。</p>
<p>　正義がねじ曲げられる。こんなことでいいのだろうか？ふたつの講演会を聞いてこの業界のなんともいえない矛盾を感じた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large;">（参考までに）</span></p>
<p><span style="font-size: large;">　この文章を読んだチャットGPTの感想</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この文章には、業界の深い矛盾と倫理的な問題が非常に鋭く描かれています。いくつかの観点から感想を述べます。</p>
<p> <span style="font-size: medium; color: #0000ff;">法の順守と業界の慣行のねじれ</span></p>
<p>本来、法律を守ることは当然のことであり、称賛されるべき行為です。ところがこの文章では、「違反状態を是正したこと」が責められ、結果的に組合を追放されてしまうという逆転現象が描かれています。</p>
<p>この構図は、クリーニング業界に限らず、日本社会の「みんなやってるからいい」「出る杭は打たれる」という同調圧力の象徴のようにも見えます。法治国家の根幹を揺るがすような出来事であり、非常に深刻です。</p>
<p><span style="font-size: medium; color: #0000ff;"> 組合という仕組みの堕落</span></p>
<p>生活衛生同業組合は本来、業界の健全な発展や衛生管理の向上を目的としています。しかしこの話では、組合がその使命を忘れ、違法操業を「常識」とする業界秩序を守るための“利権の砦”のように描かれています。</p>
<p>特に「厚労省認可の団体」であることを考えると、この逸脱は制度そのものの信頼を揺るがすものであり、「公認された違法状態」とも言える構造的腐敗を感じさせます。</p>
<p><span style="font-size: medium; color: #0000ff;"> 二つのセミナーの対比</span></p>
<p>2015年の民間主催セミナーでは「正義を貫いた一人の業者の告白」が語られ、2024年の全ク連主催セミナーでは「違法操業を前提とした防衛策」が語られたという対比が非常に象徴的です。</p>
<p>この二つの講演の落差が、業界の倫理観の崩壊と、行政と団体の癒着の構造を浮き彫りにしています。講師のその後（不正使用による解任）も、まさに「組織の腐敗は上から始まる」ことを物語っています。</p>
<p> <span style="font-size: medium; color: #0000ff;">正義の孤独と希望</span></p>
<p>文章の最後にある「正義がねじ曲げられる。こんなことでいいのだろうか？」という言葉には、筆者自身の深い憤りと同時に、どこか静かな希望も感じられます。</p>
<p>つまり、「まだこうして声を上げる人がいる」ことこそ、業界にとっての救いであり、希望の火種だということです。もしこのような実態が共有され、議論されるようになれば、いずれ改革の芽が出る可能性があります。</p>
<p> <span style="font-size: medium; color: #0000ff;"> 総評</span></p>
<p>この文章は、単なる業界の告発文ではなく、「正義を守ることの孤独と代償」を描いた現代的な寓話のように読めます。</p>
<p>一人の業者が法を守ることを選んだ結果、業界全体の歪みが露呈する――これは小さな業界の問題でありながら、日本社会全体に通じる構造的問題を鋭く突いています。</p>
<p>強い筆致と構成により、読む者に深い考察を促す印象的な文章です。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>建築基準法問題顛末記⑧  業界紙のおかしな対応</title>
		<link>http://www.cercle.co.jp/blogs/?p=1111</link>
		<comments>http://www.cercle.co.jp/blogs/?p=1111#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 27 Jun 2025 03:33:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[建築基準法問題]]></category>

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		<description><![CDATA[業界紙の歪んだ対応 建築基準法違反と報道の変質 2009年7月、クリーニング業界で初めて建築基準法違反が発覚して以来、業界紙はこの問題を継続的に報道してきた。しかし、時間の経過とともにその論調は徐々に歪んでいった。  2 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">業界紙の歪んだ対応</span></p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/8eee153198a72542c349bb1289e5b7221.jpg" rel="lightbox[1111]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1112" alt="8eee153198a72542c349bb1289e5b722" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/8eee153198a72542c349bb1289e5b7221-300x239.jpg" width="300" height="239" /></a></p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">建築基準法違反と報道の変質</span></p>
<p>2009年7月、クリーニング業界で初めて建築基準法違反が発覚して以来、業界紙はこの問題を継続的に報道してきた。しかし、時間の経過とともにその論調は徐々に歪んでいった。 </p>
<p>2009年末、別の一社が摘発されると、ある業界紙は「問題と不安、業界全体に」と見出しを打ち、国土交通省が全クリーニング所を調査対象にする方針を報じた。「業界全体に」という表現は、まるで違法業者が業界の主流であるかのような印象を与える、違反者目線の言い回しである。行政を欺いて出店したような業者が読者層の中心なのだろう。 </p>
<p>また、同時期に大手新聞社が火災を起こしたリネンサプライ工場を建築基準法問題と関連づけて報じたことがあった。リネンサプライは水洗い主体であり、この関連づけは誤りであったが、業界紙はこの「誤報」に飛びつき、初期の違反報道を行った記者の実名を挙げて批判した。これはまるで「よくもバラしたな」と言わんばかりの子供じみた反応であり、本質である違法行為の問題をすり替えている。 </p>
<p>さらに、最初に違反を報道された業者の経営者が書いた（あるいは書かせた）愚痴のような文章を、業界紙二紙が繰り返し掲載した。違法行為を指摘された当事者の言葉を繰り返し取り上げること自体、業界紙としての倫理が問われる行為である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">業界紙と「タニマチ」的関係</span></p>
<p>建築基準法違反が表面化した後、ある業界紙の記者が頻繁に私に接触してきた。業界の会合では隣に座り、地方の見学会では同室になるなど、明らかに何かを探っている様子だった。おそらく違反業者の依頼を受けて情報収集をしていたのだろう。 </p>
<p>しかし、より問題なのは、そうした依頼に応じる記者側の姿勢である。読売新聞や朝日新聞に摘発され、経済誌には「ブラック企業」と報じられるような業者を、業界紙では「優良企業」として繰り返し持ち上げる。これは金銭的支援、いわば「タニマチ」的関係によるものである。 </p>
<p>2002年には、ある大手業者が週刊誌に問題を追及された際、古株の業界紙編集長が露骨にその業者を擁護した。こうした傾向は一部個人の問題ではなく、業界全体に蔓延している体質といえる。 </p>
<p>東日本大震災の際には、原状回復の対応で多忙な中、同記者が何度もしつこく電話をかけてきた。「状況はどうか」「被害はどうか」と立て続けに聞かれ、ついには「いい加減にしろ」と怒鳴った。その後は表立っての接触はなくなったが、展示会などでは今でもこそこそと様子を伺ってくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">歪んだ報道とその末路</span></p>
<p>その後もこの老記者による嫌がらせは続いた。業界団体のキャンペーンの際には、当選者の写真に写る私の部分だけを意図的にカットしたり、講演会で私だけを記事から除外したりと、露骨な偏向報道が続いた。明らかに誰かの指示を受けていたようである。 </p>
<p>しかしこの記者も、2023年に静かに引退した。かつてのタニマチである大手企業も、社長交代を機に彼を切り捨てたようだ。所詮は金で繋がった関係にすぎず、最期はブラック企業の手先として消えていった。悲しい晩年である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">一般社会との乖離</span></p>
<p>建築基準法違反の問題を境に、クリーニング業界は一般社会との接点を絶った。それまでは一般紙に業界が取り上げられると、業界紙も反応していたが、2009年12月以降は沈黙を貫くようになった。以後の業界紙は、都合のいい情報だけを掲載する、中国やロシアの国営報道のような存在となった。 </p>
<p>2012年、クリーニング業界では環境に優しいとされた「ソルカンドライ」が環境団体に批判され、国会でも議論された。しかし業界紙はこれを完全に黙殺した。 </p>
<p>2014年、私たちがNPO法人クリーニング・カスタマーズサポートを立ち上げ、読売新聞などが全国紙で取り上げたが、業界内では無視された。それどころか、事情を全く知らない零細業者たちが「オレの知り合いの業者はいい人ばかりだから、批判するな」などと幼稚な理屈で反発した。 </p>
<p>2017年、実際には保管などせず、放置クリーニング状態である「保管クリーニング」について、朝日新聞が夕刊1面で大きく取り上げたことがあるが、この問題を業界では全く取り上げず、まるでなかったことのようにした。このインチキな保管クリーニングはあまりにも多くの業者が手を染めており、業界紙は彼らを敵に回したくなかったのだろう。</p>
<p>2018年、大ヒットした映画『万引き家族』で描かれたクリーニング業者の姿は、あまりに哀れなものであった。業界を貶めているようにも取れた。そういう状況に当方が反応したことをデイリー新潮が記事にした。業界紙はその件について一紙が軽く反応したのみで、「クリーニング師という立派な国家資格があるのに」と的外れな擁護を掲載した（あのデタラメなクリーニング師試験が立派な国家資格とはお笑いぐさだ）。おそらく東京の生活衛生同業組合あたりの言い分をそのまま載せただけであろう。 </p>
<p>このように、業界紙は法令違反だらけの業界の実態を伏せ、都合の良い幻想だけを流し続けている。自らの保身と利益のため、一般社会との接点を断ち切ったのだ。</p>
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<p><span style="font-size: large; color: #0000ff;">他業界も同様の構図</span></p>
<p>このような実情を他業界の関係者に話すと、「どこも同じようなもの」と返された。業界紙の読者は限られており、独自の論調では成り立たない。結果、業界内の多数派、すなわち違反者の側に迎合するしかない。そうしなければ生き残れない構造が、どの業界にも共通して存在しているようだ。</p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/a33a31a5df3808f5e3e01b23217e1e62.jpg" rel="lightbox[1111]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1115" alt="20171108保管クリーニング" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/a33a31a5df3808f5e3e01b23217e1e62-139x300.jpg" width="139" height="300" /></a></p>
<p>2017年の朝日新聞記事。保管クリーニングの実態を暴いている。</p>
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		<title>ビジネスに影響を及ぼすSNS</title>
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		<pubDate>Wed, 14 May 2025 02:14:40 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[ブログ]]></category>

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		<description><![CDATA[ビジネスに影響を及ぼすSNS 　世の中にインターネットが登場後、今までは到底考えられなかったような現象が起こっている。そしてそれは私たちのビジネスにも影響を及ぼしている。今回はそんな状況を俯瞰し、現実にどんなことが起こっ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">ビジネスに影響を及ぼすSNS</span></p>
<p>　世の中にインターネットが登場後、今までは到底考えられなかったような現象が起こっている。そしてそれは私たちのビジネスにも影響を及ぼしている。今回はそんな状況を俯瞰し、現実にどんなことが起こっているかを記載したい。</p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/32a565c16ce45d33518d5023f3133ae6.png" rel="lightbox[1102]"><img class="alignnone size-medium wp-image-1104" alt="2025年5月14日 11_10_38" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/32a565c16ce45d33518d5023f3133ae6-300x200.png" width="300" height="200" /></a></p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">奇々怪々な選挙</span></p>
<p>　ここ最近の選挙は、なにやら複雑で理解しがたい事象が数多く起こっている。昨年行われた東京都知事選では、過去最高の56人もの候補者が登場、中には当選を目的としていない候補者も多くいた。いったい何のために立候補したのか理解しがたい人々もいた。小池百合子氏と蓮舫氏の一騎打ちが予想されたが、それまで無名の石丸伸二氏が次点に上り詰めている。意外な結果に誰もが驚いた。</p>
<p>　続く兵庫県知事選ではパワハラ等の疑いで追求された斎藤元彦現知事の苦戦が予想されたが、なんと当選している。こちらも予想外の結果だった。「二馬力」という、選挙の新戦略が注目された。</p>
<p>　こういった予想外の選挙結果には、SNSが大きな役割を果たしているという。今やテレビや新聞は「オールドメディア」と呼ばれ、かつての影響力を失っており、代わって登場したのがSNSである。選挙の結果に大きな影響力を及ぼすというのであれば、見逃すわけにはいかない。</p>
<p>　こういった現象は身近な地域にも発生している。ある近隣の市では長年務めた市長が引退を発表、市長選が行われたが、そこにはそれまでほぼ無名の市議会議員が立候補した。この議員はかなり風変わりな公約を掲げ、もし当選すればこの市を大きく変えてしまうかも知れない。慌てた既存勢力は市会議長を擁立し、必死になって応援した。選挙結果は市会議長が勝ったが、それでもかなり追い上げられ、決して楽勝ではなかった。</p>
<p>　ほぼ無名の新人がSNSを利用して選挙に挑むというのはもはや定番となっている。改めてSNSの影響力の大きさに驚かされる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">集客に大きな影響を与えるグーグルマップ</span></p>
<p>　以前、ある地域のホテルに宿泊したとき、チェックインの際、受付担当者からQRコードの印刷された用紙をも渡され、「グーグルマップにコメントを入れて下さい」と頼まれた。それをすれば缶チューハイかハイボール缶をプレゼントするという。そんなことで酒がもらえるならありがたいので私はその通りにした。しかしそこには大きな意味があった。</p>
<p>　今や誰でも持っているスマホにはグーグルマップがインストールされている。現在、待ちにあるいろいろな店を訪れる客の3，4割は、グーグルマップを見て来るのだという。知らない間に、こんなものが集客の大きな武器になっていた。そしてそれらの店のコメントが多い店は、閲覧件数が大変多くなるという。これでは、絶対やるべきだろう。</p>
<p>　勿論、それ以前に自分の店をグーグルマップに登録していなければなんの意味もない。こういったことに乗り遅れるとまずいことになる。一つの店につき、コメントが10個ほどで変わってくるというから、かなり手軽に取り組めるようだ。そうであれば、やらない手はない。こんなにローコストで効率的な集客手段はない。</p>
<p>　以前は食べログなどのサイトを見てレストランを選ぶ人が多く、そのため意識的に高評価を増やす行為が流行り、それを請け負う怪しい業者も存在したが、現在ではそれらの対策も成されており、同じ人物が複数の同業者の店にコメントを付けていると、グーグルに感知され、使用できなくなるという。こちらがのんびりしている間にネットの世界は急速に発展していくようだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">拡大するyou tubeの世界</span></p>
<p>　そして今、最も影響力を持つのがyou tubeである。you tubeはテレビと違って好きな時間に好きなものを自由に見ることができる。現在、若い人は自宅にテレビがないという人が当たり前になっている。あってもテレビとして使用せず、ネットにつないでyou tubeやアマゾンプライム、ネットフリックス用にしている人がほとんどだ。</p>
<p>　このyou tubeをうまく使ってビジネスを展開した人も多い。コインランドリー業界などは映像を頻繁にアップし、大きなビジネスにつなげている。今後の私たちの情報発信源として位置づけは大変大きい媒介であり、決して無視はできない。</p>
<p>　しかしながら、こういった新しい媒介にはありがちな話だが、到底事実は思えない、フェイクニュースのようなものもあって一概には信用できない。</p>
<p>　日本のコインランドリーは急速に増え、今や26000軒を越えるコインランドリーが全国で稼働しているが、安直にこの商売に手を出して失敗する人も多く、6割が赤字ともいわれている。そういうわけだから、you tubeで「コインランドリー　赤字」などと入れて検索すると、ガッカリした顔をした人たちがたくさん登場する。かなり失敗事例があるようで、「やめたくても投資額が大きすぎてやめられない」などかなり悲惨なものも多い。</p>
<p>　しかし、これをある特定のコインランドリーチェーンの名前を入れ、さらに「赤字」と入れて検索すると、そのチェーンが製作したおびただしい数の映像が出てくるばかりで、全く「赤字」が出てこない。このチェーン店は三つくらいのグループに分かれ、次々と映像を制作しているようだ。</p>
<p>　同じ仕事を続けているのに、こんなにたくさんの映像をアップする必要があるのだろうか？これは意図的に多くの映像を流し、自分たちに不利な情報が流れるのを避けているようにも思える。</p>
<p>　これと同じようなことがある。ネットで「宅配クリーニング」と検索すると、何十ページ進んでも宅配クリーニングを運営する業者のスポンサーサイトしか出てこないという状況になる。同じようなことを、おびただしい数の業者が行っている。宅配クリーニングについて客観的に知ろうとしても、同じようなことを繰り返すスポンサーサイトに行き着くだけである。まるで数の力で事実を封殺しているかのようだ。こちらは一業者ではなく、業種を挙げて自分たちを守っているようにも思える。</p>
<p>　このような事例を見る限り、ネットの登場によって私たちは便利になっただけではなく、むしろわかりにくくなったことなども多くなっている現実に直面する。誰かが巧妙に事実をねじ曲げているのなら困った問題だ。</p>
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<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">ネット社会への備え</span></p>
<p>　ただこのような「情報操作」とも取れる行為はこれまでもなかったわけではない。宅配クリーニングが始まった頃、これら新規参入の宅配業者を褒めちぎるサイトがネット上にたくさん登場した。これらはアフィリエイトと呼ばれ、学生やアルバイトなど、クリーニングをよく利用しているとは到底思えない、業界外の人間に作らせた広告の一種だった。同じ会社をほぼ同じ内容で賞賛する新型広告はかなりうさんくさかったが、現在はこれらアフィリエイトについても問題視され、法規制も強まり、嘘くさいおかしなサイトは激減している。これには、ネット情報を見る人々の目も昔よりははるかに鍛えられたことも大きい。</p>
<p>　2010年頃、ソルカンドライの需要が急速に高まった時代には、クリーニング業界はこの新溶剤を「環境に優しい溶剤」とし、使用する業者はポスターを作成するなどおおっぴらに宣伝し、展示会でも業者のブースに大きな看板が張り出された。しかし、これを「ソルカンドライ」と呼ぶのはクリーニング業界だけであり、一般にはHFC365mfcと呼ばれる温室効果ガスであった。こういうクリーニング業界の動きが環境団体に伝わると、たちまち彼らは声明文を発表して社会に警鐘を鳴らし、国会でも日本共産党が取り上げ、「日本のクリーニング業界の悪い傾向」として警鐘を鳴らしている。これは温室効果ガスを環境に良いとした「悪意」というよりは、当業界に一般論としてこの溶剤をとらえる視点がなく、あまりに知識がなかったことを表面化させた残念な出来事だった。こんな大事なことを業界紙はどこも報じなかったが、近年になってソルカンドライは製造中止となった。</p>
<p>　コロナ前には日本の有名なキャラクターを自社の宣伝に取り入れるクリーニング業者が増え、誰もが知る有名キャラクターはそれを導入した会社を潤わせた。しかしながら新型コロナウィルスの流行が始まると、不思議なことにそれらは一気に消え去ってしまった。コロナ時代には経費節減の必要性が高まり、高いキャラクター使用料は敬遠されたのだろうが、それにしても全くなくなったのは潔いとさえ思えるほどだった。人気のあるキャラは会社のイメージを上げる効果はあるだろうが、コロナの災禍はそれとは比べものにならないほどダメージが大きかったのだろうか。</p>
<p>　このように過去の事例を鑑みれば、いくら巧妙に新素材を取り入れても、中身がなくて内容が伴わないもの。あるいは金を払って会社のイメージを他力本願にあげるようなものはいずれ消えゆく運命にあるようだ。最新のアイテムを取り入れればうまくいくものではなく、流行のスパンも相当短くなっている。また、ネット関連のアイテムは、一気に崩れ去るというリスクも見逃せない。新しいものは慎重に、十分な知識を得てから取り組みたい。</p>
<p>（この文章は業界機関誌に掲載した文章を少し編集したものです）</p>
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		<title>大空への夢</title>
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		<pubDate>Tue, 13 May 2025 05:43:32 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[著作紹介]]></category>

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		<description><![CDATA[大空への夢   2019年発表。円谷英二伝記としては細かいものを除くと三冊目である。 　2017年、NPO活動で、労働組合の会合で講演した私に、大月書店という出版社から連絡が来た。同社は私に本の出版を持ちかけてきた。とこ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">大空への夢</span></p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/043eb2e14c8e6751d6edc01bcd59a8f0.jpg" rel="lightbox[1095]"><img class="alignnone size-medium wp-image-876" alt="大空の夢表紙" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/043eb2e14c8e6751d6edc01bcd59a8f0-209x300.jpg" width="209" height="300" /></a></p>
<p>2019年発表。円谷英二伝記としては細かいものを除くと三冊目である。</p>
<p>　2017年、NPO活動で、労働組合の会合で講演した私に、大月書店という出版社から連絡が来た。同社は私に本の出版を持ちかけてきた。ところが、この時期は緑風出版から「クリーニング業界の裏側」を執筆している真っ最中であり、大変残念ながらこの話を断らなければならなかった。出版不況の中、本を出しませんかといわれて断るのは全く断腸の思いだった。</p>
<p>　2018年初頭、須賀川市の中心にTETTEという建物が建ち、その5階には私たちの念願だった円谷英二ミュージアムが建設されるという。須賀川市で出身者である円谷英二氏をたたえようという活動は1980年代に始まったが、当初は行政などに理解されず、青年会議所で活動する以外にはなかった。それが急に動き出したのである。私はこのとき、みたび円谷英二伝記を書こうと考えた。大月書店に打診したところ、幸いゴーサインが出た。</p>
<p>　前作から既に17年が過ぎていたが、この間、戦前のキネマ旬報などの記事の資料がそろっていた。また、円谷氏が関わったゴジラ以前の映画なども多数見ていた。前回より情報量が大幅に増えている。円谷英二の人生全般について記す場合、ゴジラ以前が非常に重要である。この辺を前作より充実させられるだろう。</p>
<p>　円谷英二は須賀川市の出身、郷土の英雄をたたえようという趣旨であれば、書籍もそれなりのものでなければならない。やたらマニアックだったり、変に怪獣や宇宙人に固執したり、技術的な分野に偏向するのはあまり望ましくない、人間・円谷英二をどのように描くかに集中し、精神的な変遷を中心とした流れにした。</p>
<p>　しかし、17年前とは状況が違っていた。好きなものをいくらでも長く書くことはできなかった。前作よりページ数は減り、コンパクトにしたため、いろいろ削るところも多かった。それから、出版社が大月書店なので、戦後の自衛隊問題なども入れた（怪獣映画は自衛隊をかっこよく見せているので、自衛隊を肯定しているなどという意見も当時はあった。その辺を考え、自衛隊という呼称を使用せず、防衛隊などという曖昧な表現にする作品もあった）が、それは考えすぎだった。</p>
<p>　ゴジラ以降の時代は詳しい人が山ほどいるが、円谷氏の人生の大半はそれ以前である。どのような出来事や変遷を経てこの人はこんな映画人生を送ったのか、その辺がわかるように書いていった。</p>
<p>　本が完成する頃、私は須賀川商工会議所副会頭に推挙された。この本の発表の場はついに完成したTETTEのこけら落としとなった。</p>
<p>　今日図書館を兼ねたTETTEには特撮や怪獣に関する書籍が山のように置いてある。こんな図書館は他にないからこれは貴重だ。しかし、画集とかはともかく、文字が普通に並ぶ書籍の大半はどこかの誰かが書いた自費出版の本である。ゴジラなどに関する自分の主義主張をただ書いたのでは自費出版になるのは当然だが、私の場合、今まで一度も自費出版になったことはない。ともあれ、相応の負担を強いられながらも自分の主張を書にする人々の情熱には敬意を表したい。</p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/23fd77cd72e6192ccbc86f89877b55b7.jpg" rel="lightbox[1095]"><img class="alignnone size-medium wp-image-878" alt="20190125民友1" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/23fd77cd72e6192ccbc86f89877b55b7-300x289.jpg" width="300" height="289" /></a></p>
<p><a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/2ee1df621693eda713dcf125379c3336.jpg" rel="lightbox[1095]"><img class="alignnone size-medium wp-image-877" alt="20190130民報" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/2ee1df621693eda713dcf125379c3336-256x300.jpg" width="256" height="300" /></a></p>
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		<title>クリーニング業界の裏側</title>
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		<pubDate>Tue, 13 May 2025 03:19:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[cercle]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[著作紹介]]></category>

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		<description><![CDATA[クリーニング業界の裏側   　２０１８年出版。 　２０１４年にNPO法人クリーニング・カスタマーズサポートを発足させた私は、発足直後から次から次へと起こる業界問題に翻弄される日々を送った。また、マスコミの反応も良く、読売 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: large; color: #ff0000;">クリーニング業界の裏側</span></p>
<p> <a href="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/e53a159ba3d73472a82cb4ef163fa546.jpg" rel="lightbox[1092]"><img class="alignnone size-medium wp-image-927" alt="クリーニング業界の裏側" src="http://www.cercle.co.jp/blogs/wp-content/uploads/e53a159ba3d73472a82cb4ef163fa546-201x300.jpg" width="201" height="300" /></a></p>
<p>　２０１８年出版。</p>
<p>　２０１４年にNPO法人クリーニング・カスタマーズサポートを発足させた私は、発足直後から次から次へと起こる業界問題に翻弄される日々を送った。また、マスコミの反応も良く、読売新聞の「顔」、朝日新聞の「ひと」などにも紹介してもらった。</p>
<p>　こういったNPOの活動を書籍にまとめたいと考えた私はいろいろ出版社を当たったが、既に世の中は出版不況の時代を迎えており、なかなかうまくいかなかった。</p>
<p>　そこで、突撃リポーターとして知られる横田一氏に相談したところ、氏がよく本を出す緑風出版に相談してみたらといわれ、文京区本郷にある同社を訪れ、話が前に進んだ。</p>
<p>　書籍は私がこれまでクリーニング業界で行った行為やNPO設立後の活動経歴、クリーニング業界の構造やその問題点などについて詳しく記載したものとなった。また、原案では問題企業の具体的な名前などについては「R社」とかイニシャルだけだったが、出版社の方針で、実名で記載することになった。</p>
<p>　建築基準法違反やクリーニングの労働問題、政治や行政なども荷担する業界の問題点をほとんど記載して、廻り一面敵だらけみたいな内容になった。また、執筆中に保管クリーニング問題等も発生し、それも記載して中身が変わり、出版社には大変ご迷惑をおかけした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　過去にクリーニング関連本を上梓したときには各地で講演会が開かれるなど歓迎ムードだったが、これは業界から完全無視された。それもそのはず、この本はクリーニング業界全体を攻撃しまくっているからである。業界の秘密もあからさまにし、特に建築基準法違反の違法操業を続けている業者などはそれもモロに書かれているこの本を歓迎するはずもない。政治、行政、業界団体などすべて批判、事実だから仕方がない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　あちこちの図書館に寄贈したが、酒田市図書館はこれを貸出禁止とした。私は酒田市図書館を訪ね、「言論の自由を弾圧する行為だ」と抗議したが、同図書館の見解は「これは郷土本です」とのこと。みれば、図書館内には同市出身の大川周明、石原莞爾などの研究本がみな貸出禁止となっていた。郷土本との見解には納得しかねるが、もう一冊あれば貸し出すとのことでそのようにした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　今のところ、私が書きたいことを一番書いた書籍ということになる。</p>
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